インプラントってどうなの?

『入れ歯』のこと

まだまだ発展する治療技術

まず「デンタルインプラント」は「入れ歯」「ブリッジ」に次ぐ第3の欠損歯の治療法である。それぞれの特徴について、簡単にまとめておこう。

まず『入れ歯』は床部というわれるものの上に義歯を並べたものである。古くから実績のある治療法であり、仮になんらかのミスがあったところで、患者の体に傷がつかないというある意味理想的な治療法である。「古くからの実績」という点を歴史的事実によって補強しておきたい。日本では16世紀に作成されあきらかに長年使用していた痕跡のある木製の総義歯(総入れ歯)が見つかっているのだ。

実績があり、患者のリスクが極小という素晴らしい治療法であるだけではなく、決して陳腐化した治療法でない証拠に、まだまだより良いものにするべく開発が続けられているようだ。入れ歯は「床部」を口中の粘膜に乗せて使うものだが、粘膜は基本的に咬合時の圧力に耐えうるようにデザインされていない。さらに、床部が比較的硬いため、咬合時に口中の粘膜部分が本来受けるわけのない刺激を受け痛みを感じる。この点を、いたし方ないと受け止めているならばそこで発展が終わり陳腐化の一途をたどるところだが、実際にはそのような痛みが生じない入れ歯を作るべくシリコンなどのクッションを備えたモデルも試され実績をあげているらしい。

そのような訳で、私が見たところ決して入れ歯も「終わった技術」には思えない。

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